2017年08月09日

ブラックホール浅草出展中11~13日。「旗を高く掲げよ」続感想

8月11日、12日、13日 GWブラックホール夏 浅草3連戦 出展中!

 初日8/11は13:00開場予定 17:00まで
 8/12は10:00~17:00まで
 8/13最終日は10:00~16:00まで開催。


ブラックホール浅草出展中11~13日。「旗を高く掲げよ」続感想
夏BHの戦場極秘会場MAP 当日参加の作戦の参考にしたまえ!  Kampf4F右手に駐屯予定!

http://kampfbataillon.militaryblog.jp/d2017-05-03.html BHとは?ミリタリーホビー関連の展示即売会です。
前回GWブラックホールイベントの現地よりの打電~雰囲気など感じてください。

ブラックホール浅草出展中11~13日。「旗を高く掲げよ」続感想
 GWBH浅草台東館4階にて皆様のご来場ご来店を心よりお待ちしております・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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「旗を高く掲げよ」 カンプバタリオン!!ささやかな支援も完了し。 ぎりぎりの千秋楽に観ることができました。
 関係者皆さまお疲れ様でございました。  Kampfに良い席をご用意も頂き感謝!
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カンプ常連様戦友様も大勢観に行かれたようで感想を多数頂戴していますので一部をご紹介。
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以下、ほぼオリジナルのまま掲載。

ブラックホール浅草出展中11~13日。「旗を高く掲げよ」続感想



【『旗を高く掲げよ』観劇雑感】

カンプバタリオン!! 軍装協力の青年座『旗を高く掲げよ』を観て来た。


青年座は演劇界の中では云わずと知れた老舗劇団ながら、そのホームとなる劇場は商店街の裏路地に在る如何にも旧い昭和の白熱灯を彷彿とさせる様な渋い趣の在るどちらかと謂えば小さな建物の中に在った。

兼ねてからカンプバタリオン!!の軍装考証(予算の関係で基本的には記章類のみのみ考証と謂う事だったが)であの青年座がナチス・ドイツのそれも事もあろうに一般親衛隊ものの新劇を演ると謂う話は、私の様に未だ演劇には疎いナチス・ドイツ軍装ファンにとっては奇異に感ずる位不思議な違和感を伴う、然しながら大変にインパクトの在るトピックだった事は謂うまでもない。

映画やテレビ・ドラマの世界ではナチス・ドイツ軍を扱った作品は軍装に明るい読者諸氏にとっては或いは在り来たりな位に数多くの名作が戦後の映像として残されてきた訳なのだが。

まあでも、殊に一般親衛隊を扱う作品はやはり我々の様な或る種のコアなミリタリー趣向の輩にとっても少なからずやや重いテーマとして、同時にだからこそ格別に興味をそそられる題材であることは本当の處であると思われる訳だ。

ナチス一般親衛隊の有名な映像として筆者が顕著に記憶する作品といえば、ドイツ軍装のアルターカンプの諸氏ならお分かりだと思うが、テレビドラマシリーズとして実に数十年前に製作された不朽の一品である『ホロコースト』てあると謂わざるを得ないわけで、

必然的に今回の新たな青年座演劇の試みなる作品は、主として此の名作との対比の上にその受け止め方の評価が私の場合には為されて終うことは掛け値の無い私的な真実であろうかと思われる。

筆者は勿論、読者諸氏と同じくナチス・ドイツ軍装の実用性と、それ以上に美についての賛嘆者であり、当然の事ながら本演劇の味わいについての譲れない入り口は、

劇中に展開されるであろう我等がカンプバタリオン!!考証による演者の着装する軍装である事は謂うまでもない。

さて、本演劇のナチス・ドイツ軍装表現のクオリティーはどれ程のものであったろうか。

正直な感想を敢えて最初に述べるならば、それはやはりある種不全なものであった事は如何にも私的には残念なことであったろうか。

劇中に登場する親衛隊士官は、本作が一貫して一幕一場たる主人公のダイニングルームでの少人数の対話劇であることの必然的な帰結として、主人公を含む極めて少人数の構成に限定されるわけなのだが。

先ず端的にその軍装について述べるならば、それは所謂精緻な複製とは異なる、まあ東ドイツ軍グレー制服の代用であり、それも諸氏のご案内のとおりの袖と衿周りの白パイピングを残したままのみならず、あの独特の東独特有のふちの平たい東独ボタンをそのまま使用した一昔前のナチス軍装ビギナーのそれであった事は、やはり如何にも残念な印象を残すものであったわけで。

然しながらこの事は、少しでも演劇の劇団の内部事情を知る向きならお分かりの様に、如何に青年座とは謂ってもその衣装に費やすことの出来る予算はやはり可なり限定されてしまう訳で、

本来、観衆が所謂ミリタリー収集アイテムとしてのナチス軍装に何ら関心の無い一般の感覚の人々である事を勘案するなら、これは致し方のない代用であると考えるべきだし、その限定された状況での着装の選択肢として、この東独アイテムを使用する事は、時宜を得た適切な判断であったと言わなければならないであろう。

更に記章類について視るならば、此方は親衛隊の常として少ないながら正確な考証が担保されており、此方はやはり我等がカンプバタリオンの援護射撃の成果であることは間違いない。

劇中で着用された軍衣は全て所謂M38フィールドグレー士官服のバリエーションであり、それは本作が主にSS経済管理本部の軍人官僚を題材とするものであることによるものである。

このSS経済管理本部なる組織は、SSを必ずしも専門としない筆者にとっては馴染みの無いSS本部の特殊部局であるらしく、本作では殊にその一部ながら極めて重要な所掌事務としての強制収容所の管理・運用業務が、陰鬱な影を登場人物達に投げ掛ける事が、ざっくりと謂うなら本作外観の主要テーマの一つである事は確かである。

表現形態としての本作の特質は、所謂戦後のナチス親衛隊に対する、まあ謂わば決めつけと固定観念としか謂い様の無いネガティブ極まる歴史的評価に為るべく囚われず

出来るだけあの時代の生生とした第三帝国市民の偽りのない視線と呼吸に於ての

精神的高揚と愛国心、それに内在する不安定な涸渇感覚を淡々と描出することにより

観衆の側にその問題についての思索と評価を委ねる形を取っており

演者の台詞回しや動作、感情表現は善悪についての現代に於ける客観的な感覚とは全く異なる、高度にその時代人の剥き出しの感性と熱情を色濃く反映するものであるという点に於て

本作の試みは独自のユニークな創造性を示すものであることは間違いない事なのであろう。

勿論、こうした当時のナチス親衛隊員の感覚についての忌憚の無い描写の試みは、映画やテレビドラマに於ては今迄も幾度か映像化されて来たものであり

筆者としてその最たる傑作として想起しないわけにはいかないものは、冒頭に述べた様に、テレビドラマとして数週・数回に分けて放映された当時としては衝撃的なナチス親衛隊時代劇である『ホロコースト』であると謂わなければ為らないであろう。

本作がその色濃い影響を受けて演じられて居るものであることはことは恐らく間違いなく、

其処に於ては二つの極めて重要なテーマについての描写を筆者は挙げることが出来る。

先ず第一の最も主要な本作のテーマとして印象的なものは、当時のナチス親衛隊に帰属してその任務遂行に情熱を傾ける事となる、親衛隊員の

本来極めて善良であり聡明であり、そして何よりノーマルな市民感覚が

そのSSに於ける殊に民族政策の執行機関としての実務担当者としての職責に追われる日々の中で

その感覚が、直接的にせよ間接的にせよ、ユダヤ人という他ならない人間群に対しての国家的規模での殺戮を終局的に遂行するヒトラー・ヒムラー親衛隊の思想に激しく直向きに埋没する日々の中で

如何に鈍磨し、また歪曲の過程のなかで死滅していくものかという

組織下にある親衛隊員一人一人の人間性への、恐るべき脅威としてのナチス人種政策の黒々とした実像こそがメインテーマであり

その意味に於ては本作は『ホロコースト』のイメージの忠実な継承作品であり

その意味で、演劇という謂わば観衆との感覚のコミュニケーションとしての形態でこのテーマの血の通った共有が為された事は、やはり重要な事柄であると云えるだろう。

また、別の切り口からの第二の本作の主要なテーマとしての、『ホロコースト』や最近の幾つかのヒトラー伝記映画にも見られるベルリン陥落時のヒトラーユーゲント等の若い少年兵の姿の描写は

やはり本作の次なるメインテーマとして興味深いものである。

第三帝国の思想と意志はある種の帝国主義的体外侵略の要素を、濃厚に孕む国家的エゴイズムその物であったが、

その時代のドイツ国民の市民生活、殊に其処に視られる青青とした若さに輝く少年たちの透明で鮮烈な心の姿は、其れが若さ特有の果てしなく純粋で危うい帝国の理想追求への絶対的服従に向けた少年達の

文字通り死を賭した余りにもひたむきすぎる熱情その物であることが

今の我々に、限り無い悲愴感と遣る瀬ない黙示の暗澹たるメッセージを投げつけて来るものであることは間違いない。

『ホロコースト』が、私達小さき昭和の少年達に眼差しに与えた残影は

黒く美しいその親衛隊員の偉容の懐かしい心証の裏に、

ある種の重く、深く、だからこそ大切に温め続けなければ為らない

生きた歴史感覚への脈打つ拍動を、今も私達の心の深淵の中に残して居るのかも知れない。

青年座演劇『旗を高く掲げよ』。。

ナチス第三帝国というあの時代の昂りと影を、粗削りながら思い起こさせて呉れた青年座諸氏に、此処に改めて深く感謝したい。

**********有難うございました。 ********

ブラックホール浅草出展中11~13日。「旗を高く掲げよ」続感想

     青年座「旗を高く掲げよ」2017夏  終戦。  そして次の戦いに・・・・・皆々の平和のために!

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カンプバタリオン!!

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カンプバタリオン!!出張作戦予定2017 後半戦!>  
              
7月30日 ワンダーフェスティバル2017夏 海洋堂さん主催 無事カンプ終戦
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8月11日、12日、13日 GWブラックホール夏 浅草3連戦 出展決定!
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夏BH、ASAKUSA カンプバタリオン!!駐屯地いつものところ4階右手に3日間きっちり展開しご来場お待ちしております!
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9月2~3日 大阪ショットショージャパン心斎橋 サンボール地下 出展決定! 
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 そのほか予定・・・・・・・・・・・・・
9月末 韓国 プラトーンコンベンション
11月5日 V-Show東京ASAKUSA
12月1~3日 大阪ショットショージャパン心斎橋
12月1~3日 台湾台北
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  大阪SSJでのカンプ駐屯地画像。

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     長い闘い あっという間でしたな。 更新休止中ですがぼちぼち起動・・・

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Posted by Rudolf 臥薪嘗胆 at 19:37